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はじめまして
- 2022.10.03
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初めましてMiyaと申します。現在、工務店の広報係として働きながらフリーランスのWebデザイナーをさせてもらっています。当サイトのABOUT欄でも紹介させていただきましたが、私、もともとは建設コンサルタントという業界に勤めていました。そこからどうしてWebデザインの業界へ入っていったのか、今回はこれについて少し掘り下げて説明したいと思います。よく何故?って聞かれることも多いので。
建設コンサルタントからデザインの世界へ
大学卒業後、建設コンサルタント業界に約8年半勤めていました。ここでは、道路やため池などの土木設計業務や地域住民の方々とイベントを企画・支援するまちづくり業務に携わっていました。最初はごりごりハードな設計をしていたのですが、だんだん地域の方々と直接関わりながら仕事をする方が楽しくなり、まちづくり系の仕事へシフトしていきました。
Webデザインに興味を持ち始めたのは、まちづくり業務の一環でイベントの企画・広報に関わるようになってからです。イベントの広報をする際にチラシを作成することが多かったのですが、その都度気になっていたことがありました。それが、企画側がどんなに時間と手間を費やしても、このチラシのデザイン次第でそのイベントの受け取り方は大きく変わってしまう問題です。当たり前のことですが。
予算の都合上、私自身でチラシをデザインする機会もあり、制作会社のプロでもない私がきちんと伝わるデザインに仕上げるためにはどうすればよいか、あれこれ悩むうちにデザインする側の仕事に興味を持つようになりました。
デザインからWebデザインの世界へ
まちづくりとして開催するイベントは、単に1回開催して終わりではなく、この活動を継続させて地域を盛り上げていこうというしくみを考える必要がありました。イベント告知のみならず開催後の様子、活動メンバーの取り組みなどをまるっと発信し続ける広報媒体を考えるなかで、Webサイトという存在を改め見つめなおすようになりました。
情報を発信し、更新作業でそのコンテンツを成長させていくことができるWebサイト。今までWebサイトを見る側として当たり前のように使っていたけど、見せる側として考えるととても面白い存在だなと思うようになりました。そして、スクールに通うようになり、プログラミングに出会い、ますますWebデザインの面白さにハマっていきWebデザイナーを目指すようになりました。
Webデザイン×まちづくち双方を活かしたお仕事を夢見て
今思うと、建設コンサルタントで携わっていた仕事はWeb業界でいうWebディレクターの仕事によく似ていたように思います。Webデザインを学ぶようになって、より具体的なアウトプットをする技法を習得できるようになりました。まだまだ勉強することは沢山ありますが。
つまり、私の中では、建設コンサルタントからWebデザイナーになったのは大きなジョブチェンジというわけではなく、関係性のある職だなと感じております。なので、建設コンサルタント時代に鍛えられた情報を収集・整理・分析・企画する力は今も助けられています。まだまだ鍛えないといけませんが。
フリーランスのWebデザイナーとなってまだ日が浅いため、まずはWebデザイン業に真摯に向き合っていきたいと思います。と同時に、建設コンサルタント時代で得たものも風化させず、少しずつ醸成させて、いつかはWebデザイナーとしてまちづくりに関われたら面白いだろうなと夢を膨らませております。
ちなみに写真は私が暮らす瀬戸内の風景。日本一短い船旅が楽しめます。時間があるときは、この海沿いのベンチでコーヒーを飲みながら、頻繁に往来する船をぼーっと眺めています。